WIRE’07

WIRE'07というテクノのレイブへ、ヨコハマアリーナへ行ってきた。

時間、とにかく長い。。


18:00〜翌朝5:30まで、DJが入れ替わり立ち替わりブッ続け。


数いる豪華アーティストの中でもある意味印象的だったのが、ゲストで来たヒューマンビートボックスの『AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDWORLD』。

ヒューマンビートボックスとは、ドラムンベースをはじめとする様々な楽器音を、マイクと声だけで再現(表現)するジャンル?(人?)のこと。特に『AFRA』は、ゼロックスのCM出演等で知られている、日本一有名なヒューマンビートボクサーだ。

人が発しているとはまず思えないその奇怪な声は、まさに楽器そのもので、声帯を様々な楽器に変化させて見事に音楽を奏でるそれは、リアルな音楽を聞いているようにしか聞こえないといっても言い過ぎではない。
ステージの最中、その前後のDJとは打って変わって、「すげ〜」「え、今のも?声?」と驚きの感想があちらこちらで飛び、ステージが終了後も何回か聞いた。

とにかく今後どんな表現をしてくるのか、楽しみなミュージシャンだ。





イシイ・ケンは相変わらずのパフォーマー
プレイ中、突然音が落ちるハプニングがあり、それまで音が途絶えることがなかった会場が、静寂の後、観客のざわめきに包まれた。
その間はスタッフが復旧作業をしている様子をカメラが実況し、時折カメラに向かって手をあわせる彼の姿が巨大なモニターで中継されると、それを見て観客はわっと歓声を上げていた。
しかし、そんなのはあっという間、30秒足らずで再開!

驚くほど早いリカバーだ。

その後の会場はというと、暫くお預けされていた反動と、応援心からか、一段と会場は盛り上がりを見せた。

個人的には、自作自演の工作だったのでは、と疑うほどよく出来たトラブルと、スピードリカバーではあったが、いろんな意味ですばらしいパフォーマンスを見せてくれた。




今年で9回目になるWIREだが、会場によっては、そのあまりの熱狂的サウンドと熱狂的観客のダンスにより、震度1の状態が一晩中続く状態になり、会場近隣によるクレームが入ったこともあるようで、まあ、とにかく本当に派手なイベントである。